【売却土地の枯渇問題 by伊勢崎市・・・】

2021年4月10日

4月10日(土)こんにちは!
令和3年も幕開けしたと思ったら、コロナ関係や時事関係を見ていたら気づけば新年度、その新年度も早くも10日です・・
余談ですが私も次週とうとう40代最後の49歳になってしまいます・・・初老😞

さてタイトルにも記載しましたが、この数年伊勢崎市での売り土地が枯渇してきており、今不動産探し(事土地のお客様)は土地が全く見つからない状態がこの1年強続いております・・・

私がこの伊勢崎市に前職の店長で来たのが27歳の春ですのでもう22年前です。私は埼玉県北部で営業をしていましたが、多分今でもそうかと思いますが、埼玉県は土地はほとんど売れず、建売住宅や中古住宅といった土地付き建物売買が95%以上でしたが、この伊勢崎市に来た時に感じた事は【群馬県のお客様は土地購入して、注文建築される方が圧倒的に多い】と実感しました。

それから22年、弊社創業から20年強余り経ちますが、その傾向は変わらずで、決して建売住宅や中古住宅は売れない訳ではありませんが、圧倒的に土地の取引が多いのが実情です。

10年程前は土地・戸建てを含め常時1100物件(土地・戸建て全てで)位は在庫的要素があったものですが、数年前の消費税8%の増税の際に今までお客様の希望の土地の希望要素がワンランク低くなって(建築会社もかなり煽った感じですが・・・)、増税前の駆け込みで実質売買物件総数も800件程度まで無くなりました(特に土地)・・その後は【売れない様な土地はそのまま推移】しましたが、新規の良さそうな物件が出ると俊足で買付申込が入る状態がこの6年位続いています。

その後またまた増税で10%になる際も、同じく駆け込み需要で、お客様の希望の気持ちが更に下がり、今までであれば買わない土地すら売れて行きました。その際弊社サイトの総物件数も650件位まで下がってきており、この数年信じられない事が多々ございます。
と言うのも【新着でほどほど良さそうな土地が出るとお客様へ告知メール等して早い物件は30分・1時間で申込】と言う状況がこの2年位続いております・・・

何故と思いますが、私の私見ですが、【地上げ業者の高齢化や世代交代】やこの1年の【新型コロナで地上げ業者が地主宅へ行けていない状況】かと推測されますが、その事も有ってか昨年1年の実質売却の新規土地件数は数年前の半分程度位しか出て来ていません。
また多少広い土地を売却依頼された地主様は、各不動産業者の営業の質の低下(末端のお客様に売る事が出来ない)で、即売れればと言う発想から、【建売住宅建築会社へ即売却】と言った傾向も最近は多いのではと私は推測しております。

故に、昨今の伊勢崎市の不動産事情は一般の土地購入希望のお客様の【土地が無い】状態が続いているのかと思います・・・

私(弊社)は、土地の売買が事多く、出来れば優良な不動産がどんどん出て来てくれればと思っておりますが、「早く良い物件が出ないかなぁ~」とか待っているだけではいけないと、5年程前から積極的に【弊社自社運営の売却依頼専用サイト】の立ち上げや、【大きな土地を細分化して売る(宅建業が無い方)と宅建業法違反】にもなりかねませんので、弊社では積極的に4000㎡や5000㎡の土地や古家付きの相続案件を購入し、宅地開発事業(完全造成済宅地)もかなり多く手掛けております】。

既に完売しましたが、あずま地区で10区画の平均95坪の宅地分譲も行いましたが、次から次に売却になり、既に次週最後の1区画の売買(残金決済)で終了です。
また現在他の場所でも既に開発許可も下りた案件で全6区画、最大120坪の区画の分譲地も次週から造成開始です。その他ここ最近では古家付きの物件を購入し、建物解体、古い境界塀を新たな塀にして、1区画や2区画のミニ宅地分譲も行っておりますが、その動きが早いのなんのって・・・実際弊社のお客様のみに仕入れ後メールするとほぼ80%以上が即申込状態です・・・

併せて【売却査定サイト】のお陰で、話は飛びますが、私は地上げ行為が好きではない為、お客様のご不要になった不動産売却のお手伝いを前提としたサイト運営によって、昨年は63件の売却査定依頼を頂き、一昨年は103件の売却査定依頼を頂き、うち数十件は弊社で買取させて頂いたり、売却に基づき古家の解体を行ったり(仲介でも)・・・今年も既に5件の建物解体を致しました。

さて今後も伊勢崎市の不動産事情はどうか・・・前述した通り建売住宅も出来るとは思いますが、その建売住宅用地でさえ少なくなって各大手建売分譲業者様も毎日【物件が無いか】との連絡やメールが来ます。また中古住宅に関しては伊勢崎市は元々中古住宅市場のシェアが少ない為、こちらも横ばいと言った感じです。

では土地(一般顧客向け)はと言えば、多分この先も数年【物件の無い状態】が必ず続きます。これは今回の新型コロナによる【地上げ業者と地主とのやり取りが極端に少なくなるから】だと私は思います。

故に今の土地探しのお客様は本当に可愛そうな時期だと・・

今後の弊社の率先した取り組みとしては、この数年で築いた広告宣伝費用ゼロの買主様サイトへつなげる為、同じく広告宣伝費用ゼロの【売却査定サイト】からのお客様を更に大切にして、不要な不動産や相続で取得した不動産の積極的な【無償での物件調査(法定調査)により、適正価格で仲介で販売するか、早期に現金化したい場合は買取も常に視野に入れ】売主様と買主様とを結びつける本来あるべき不動産業を愚直に行って行きたいと思います。

お蔭様で今年も既に4物件程買取し、この4月も現時点で1物件購入予定です。また売買件数に関しては、本当に皆様のお陰でこの4月10日現在(今日も土地の買付申込頂きました))で、46件の売買契約の締結を私1名(物件調査は補佐の町田がおります)で行っております。
また売却査定依頼も今日までですでに21件の査定を行っており、このご時世で本当に忙しくさせて頂いております。

話しは飛びますが、私角田がこの数ヶ月毎日心に刻み込んでいる事がございます。
それは【伊勢崎市や県外の方々も含め、私と出会った方全ての方に感謝される仕事をする】って事です・・・

口で言ったり、文字で表す事は簡単ですが、実際【お客様から心より感謝頂く事の嬉しさ】って40代後半になって本当に本当に大切だと実感しております。

だからこそこの【土地不動産の枯渇】を如何に無くすべく、他社様に頼らず自社でお客様へより良き土地をご紹介出来ればと思っておりますので、これからもこの【伊勢崎市限定不動産会社のクリエートハウジング】を皆様是非とも宜しくお願い致します。

本年も12月最後の営業日に【今年が今までで一番お客様に感謝された1年だった】と心より思える様、愚直に身を粉にして進んで参りたいと思います。

では・・・・

クリエートハウジング
代表取締役 角田秀則

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